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事業所内勉強会~地域包括ケアシステム~

お知らせ

事業所内勉強会~地域包括ケアシステム~

更新日:2020/08/26

理学療法士の中村です。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

暑さ厳しい中、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

先日、事業所内で地域包括ケアシステムの勉強会を開催しました。
4月から初めて在宅の分野に携わることになり、自分の勉強も兼ねて、勉強会を行うという提案を受け、開催させていただきました。
壮大なテーマなので、「入門書」と謳われている本を手に取り、調べました。

『住み慣れた地域』で、人生の最終段階まで『自分らしい生活』を継続すること。
これは、当たり前の目標ではありますが、高齢者や障がいのある方には「当たり前」の生活が難しくなります。

馴染みの関係の中でマイペースに生活していくためには、どのような地域資源が必要なのかを、厚生労働省が図で示した「地域包括ケアシステムの植木鉢」があります。

皿の上に、住まいである鉢が乗っており、そこには地域を指す土に、専門職を示す葉っぱが植わっています。

皿は、「本人の選択と本人・家族の心構え」を示しています。
皿の部分がベースになっていることがとても重要です。

勉強会の中で、「もしバナゲーム※」を行いました。

「最期には、なにを大切にしたいか。」実際に考えてみるカードゲームです。

いろいろな内容の書かれた36枚のカードの中から、大切にしたいことを最終的に3枚選択し、なぜそのカードを残したのかを、発表します。

真剣に悩み、なかなかカードを選べなかったり、泣き出す職員もいました。

「苦しいのは嫌だ」
「大切な人とお別れしたり、感謝の気持ちを伝えたい」

手元に残した3枚のカードは、皆それぞれで、残した理由や想いも様々でした。

ゲーム後の感想から、「多様な価値観があることの気づき」の再認識に繋がったのではないかと思いました。

介護や生活に支援が必要になった時の、不安を解消するキーワードに、「一体性」「予測性」「個別性」「寛容性」という言葉があります。
連携をとり、異なった事業所が一体感があること、専門的な知識を有しており、次に何があるか把握し伝えられること、一人ひとりに応じたサービスの提供や、情報提供ができること、周囲の理解があること…。

当事業所で取り組んでいる例として、連携ノートの使用やカンファレンスの実施、看取りのパンフレットを用いての説明などがあります。
また、タイムリーに情報共有できるよう、事務所内外で適宜連絡を行うよう心がけています。

先述した植木鉢の、皿の部分である「本人の選択と本人・家族の心構え」を前提に、葉っぱである私は、全体の中で存在しているという自覚を持って、日々の業務に取り組んでいきたいと思います。

今後とも、ご指導・ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。


画像出展
三菱UFJリサーチ&コンサルティング「<地域包括ケア研究会>地域包括ケアシステムと地域マネジメント」
(地域包括ケアシステム構築に向けた制度及びサービスのあり方に関する研究事業)、平成27年度厚生労働省老人保健健康増進等事業、2016年
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