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小児のリハビリから見る視点?(作業療法士 高島)

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小児のリハビリから見る視点?(作業療法士 高島)

更新日:2020/04/30

リハビリと聞いて思い浮かべるイメージは、
平行棒の中で歩く練習など、
失った機能を取り戻すための訓練を思い浮かべることが多いですよね。

では、子供のリハビリって…?

イメージできる方は少ないのではないかと思います。

そもそも「リハビリ」とは
もともとはラテン語で、
re(再び)+habilis(適する)からきています。
中世及び近世ヨーロッパでは、キリスト教の「破門の取り消し」や「名誉の回復」として用いられており、ジャンヌダルクのリハビリテーション(名誉の回復)やガリレオ・ガリレイのリハビリテーション(名誉の回復)として用いられていました。
リハビリテーションとは
単に訓練をさす言葉ではなく、
障害をもった方が可能な限り
もとの社会生活をとりもどすことを意味するのです。。。

何だか小難しくなってしまいました💦
これ以上語ろうと思えば語れますが、
話が逸れていくのでやめておきます

話をもとに戻して…

では子供のリハビリって?

子供の場合は「re(再び)」はつけず、
「ハビリテーション」などと言ったりします。

人間誰しもそうですが、
生まれた時には何も持っておらず、
生まれた瞬間から色々な刺激や経験を経て、
生きていく術を身につけていきます。
言い換えればそれが発達です。

発達には道筋があり、
段階をおって成長していきます。
首が据わって、
寝返りを打ち、
ハイハイをして歩き出すように、
手の使い方、言葉、遊び、感情、
私たち大人が当たり前に行えていることすべてに
段階があり道筋があります。
その速さには個人差があり、
ゆっくりのお子さんもいれば、
飛び級して突き進んでしまうお子さんもいます。

小児のリハビリ(ハビリテーション)は、
今目の前にいるお子さんがどんな段階にいて、
次のステップに進むための手がかりを
お子さんとその子を支えるみんなと
一緒に探していきながら発達を促していきます。
その手段が遊びだったり、
食事だったり、運動だったりです。

リハビリと言うとどうしても、
元々あった能力に近づけよう、
もとに戻そうと考えてしまうので、
評価も「〇〇が出来ない」とマイナス評価になりがちです。

でも子供はみんな何も持たずに生まれてきます。

みんなゼロからのスタートです。

なので小児のリハビリでは
「今ここまで出来ている」
「もう少しで次の段階に進める」
とポジティブな視点で評価します。
そして小児のリハビリでは、
ゆっくり成長していくお子さんが多いので、
普通に生活していると気がつかない
小さな変化にも気づかされる事が沢山あります。

視線が合った!
小さな音の変化で笑った!
おもちゃに手を伸ばそうとしているなどなど…

見過ごしてしまいそうな小さな変化に
大きな幸せを感じる事が多々あります。
そして、そのプラス面を見る視点や、
小さな変化を見つける幸せは
どんな人の生活にも活かせる視点だと思います。

私はお子さんのリハビリをしながら、
実は、
自分自身が生活の中のちょっとした幸せを見つける
リハビリをしているのかもしれません

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