医療的ケア児とは?
更新日:2019/02/01
こんにちは、看護師の冨田です🌸 あっという間に2月になったので、びっくりしています! 先日、ESTがいつもお世話になっている先生にお声をかけていただき、小児在宅医療の講習会を聴講しに東京へ行きました🙇♀️✨ 日本全体、各都道府県の在宅における小児医療についてたくさん学べました✨ 感想をまとめたので、よければお付き合いください(*ノωノ) 日本の小児医療の進歩は凄いので、世界でもトップクラスといわれてます💪💪 新生児死亡率はなんと…1000人あたり0.9人🌈 故に、「出産の安全神話」も出てくるのですが… (これは今回関係ないので、また別の機会に🙄) 救える命が増えた一方で 【医療的ケア児】と呼ばれる子供たちが増えています💦 医療的ケア児とは… 医療処置を必要としながらも、自分で動いたり話したりすることができる子のことです⭐️ 例えば気管切開(呼吸のための機械がついている)や、経管栄養(チューブで栄養剤を注入する)をしていても 寝たきりにはならず、自分で動いたりお話したりできるんです😮✨ 寝たきりや重度の知的障害(重症心身障害児)への対策や制度はあるのですが、 そういった動ける子供達に対する対応が追いついていません🌀🌀 小児の分野って実は結構複雑… 色んな制度や法律、サービス事業がたくさん絡みあっております😣 そして高齢者(介護保険)では ケアマネージャーさんのような、サービスなどをコーディネートしてくれる専門の方がいます(^^♪ 現在、小児では相談支援専門員さんがそういった調整役を担ってます。 ただ、本来は障がいや精神など福祉関係の専門をする方が多いので、 医療知識を必要とする小児を扱うのは中々難しかったり、ニーズに応えきれないことがあるそうです😢💦 ずっと小児専門のコーディネーターがいないままでした…😵 しかし! ここ最近で【医療的ケア児等コーディーネーター】を養成する研修も開始されました🙌💕 これは医療的な処置を必要とする子供達をコーディネートできるんです👍 抱える問題が多くありながらも、少しずつ進んでいるんだなと知りました😊 核家族化も進み、家族背景も多様になってきています💦 私は助産師で働いているとき、 こんなに多様な家族が増えている中で、お母さんお父さん、そして赤ちゃんがどうやったら無理なく暮らしていけるかな?とよく考えていました💦 子供の成長への支援はもちろんのこと 家族が無理なく子供を支えていけるような支援というのは、絶対に必要です。 そして、これからもっと多くの立場から協力の手が必要になると思ってます!! 訪問看護として小児やその家族にできること、必要なことは何かを常に考えながら、 家に帰っても安心感をもってもらえるようなケアを提供できるよう今後とも成長していきたいです😌 また、様々な機関や職業の方々とお互いを補いながら協力して🤝 子供と家族がのびのびと地域で過ごしていけることを目指していければと思います☺️💕 毎度ながら長くなってしまいました…😅 読んでくださってありがとうございます🙇♀️✨