ヒートショックの危険性
更新日:2019/01/30
こんばんは😊看護師の平位です✨
皆さま、ヒートショックという言葉をご存知でしょうか?
ニュースなどでよく取り上げられていますが、ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い廊下やトイレ、脱衣所、浴室に移動した際の『急激な温度変化』によって血圧が大きく変動することで起きる健康被害で、12月から2月にかけて特に注意が必要だと言われています。
ヒートショックにより脳内出血、心筋梗塞、脳梗塞、不整脈などを引き起こし、お亡くなりになる方は年間1万人以上だと言われています😣
特に生活習慣病のある方、65歳以上の方に多いようですので、冬場は気をつけてお過ごしいただきたいです。
ヒートショックが起きる過程として入浴を例にご説明させていただくと、、
①暖かい部屋から気温の低い脱衣所へ(寒さで血管が収縮→血圧上昇)
②裸になった状態で寒い浴室に入る(血管収縮が加速→さらに血圧上昇)
③暖かい湯船にしばらくつかる(血管が拡張→血圧低下)
④浴槽から上がり再び気温の低い脱衣所へ(寒さで血管が収縮→血圧上昇)
という感じで、急激な温度変化によって血圧が大きく変動することによりヒートショックを引き起こすことになります。
✨ヒートショックへの対策✨
①脱衣所や浴室は暖かくしましょう。浴室暖房機がない場合は、シャワーを高めのシャワーヘッド位置から流しっぱなしにしたり、浴槽のふたを開けておき、蒸気で浴室を暖めましょう。また、お湯の温度は41℃以下にしましょう。
②入浴は家族がいる時や、冷え込まない時間帯、できれば日中に入りましょう。1人で浴室で倒れている所を発見されることも多いのが悲しいですが現実です。入浴時は家族にひと声かけて、特に高齢な方に対しては時々家族の見守りがあると安心です✨
③飲酒後の入浴は避けましょう。飲酒をすると血圧が下がり、さらに入浴中も血管が拡張して血圧が下がります。危険なリスクとなりますので注意しましょう。
④入浴前に血圧を測りましょう。特に高齢者の場合、体調不良や血圧の変動に気づかないまま入浴して、さらに体調が悪くなってしまうこともありますので、無理なく入浴できるように数値を把握しておくことも大切なことです🙆♀️
冬場は思わぬ危険性がたくさん潜んでいます。予防できることへは対策をして、皆さまお身体に気を付けてお過ごしください✨
最後に、、、
今日は久しぶりに良いお天気でしたね😊
急に海が見たくなり、夕方千里浜までドライブに行ってきました🚗ちょうど綺麗に夕陽が沈むのが見えて感激しました🥰
やっぱり何より自然に癒されます💕
読んでくださってありがとうございました😊