金沢元町在宅医療を考える会の研修に参加しました😀
更新日:2021/03/15
こんにちは。管理者の辻森です。
2/27に開催された元町在宅医療の会が主催の「コロナ禍の経験を強みに…今だからできる連携を考える」という研修に参加させていただきました。
私の方からは、元町地区の訪問・施設看護師のアンケート調査の結果をご報告させていただきました。
この場をお借りして、ご紹介させていただきます😊
〜在宅、訪問看護師のアンケートの結果から〜
【新型コロナウイルス流行における業務への影響】
・消毒など今まで以上に必要とされる感染予防行動
・陽性者及び疑い患者への対応
・体調不良者発生時の勤務調整など業務量の増加・人手不足
・医療者としてプライベートも行動制限を余儀なくされており、個々の予防策・意識をもちながら生活することでのストレス
・利用者の受け入れ制限、訪問回数を減らしてほしいなどの要望が増えたことでの収益の減少
【サービスへの影響】
•施設や病院では面会制限があり、利用者様だけではなくご家族も我慢を強いられる状況にスタッフも心苦しさを感じることもあった。
一方で、在宅では面会制限を回避するために、在宅に戻る選択肢をとる利用者もいた。
•レクリエーションや運動も、集団で行うことができない。個別の指導には限界もある。使用できる部屋も限定的なため、今までと同じようなケアができない。
【まとめ 仕事への思い】
看護協会などの情報収集をし、常に知識のアップデートしている。
看護師など医療者側の感染予防策はもちろん必要だが、非医療者にも必要性を理解してもらうことが大事。
自分たちの関わる利用者様に対して、わかりやすく感染予防策について説明をすることも看護師の役割のひとつと捉えている。
研修では、医師、看護師、ケアマージャー、病院、薬局、デイサービスなどそれぞれの立場からのアンケート結果がありました。
看護師のアンケートからは、「疲れました」「仕事だからやる」といった実際の現場の看護師が疲弊している状況も伺えました。
しかし、看護師の役割として「自分たちの関わる地域の方を守る‼️」という強い意識も感じられました。
こんな時だからこそ、ESTでは地域のステーションとのつながりをより強化して、事業所の枠を超え、困った時にお互いに助け合えるような連携をしています。
マンパワー不足や業務量の増加など、大変なこともありますが、何かあった時に助けてくださる方々に本当に感謝しています。
私達の方が助けていただいてばかりですが、お世話になった皆様にいつか恩返しができるようになりたいという気持ちでいます。
これからもよろしくお願い致します。